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東京23区のオフィス空室率は1.19%へ微減、企業の拠点集約や出社回帰で需要堅調

2026/10/06
不動産市場

ザイマックス総研が公表したオフィス市場データによると、2026年9月における東京23区の大規模オフィスビルの空室率は1.19%となり、前月比で0.15ポイント低下しました。

都心部ではオフィスの空きスペースが極めて少ない状態が継続しており、対面でのコミュニケーションを重視する出社への回帰や、分散していた拠点をまとめる企業の動きなど、オフィスに対する底堅い需要が市場全体をしっかりと下支えしています。

空室率が微減傾向を示すこの最新指標は、オフィス賃貸市場の需給バランスを反映しており、今後の賃貸借や投資計画を検討する関係者にとっても極めて注目度の高い情報となっています。

この記事のポイント

  • ザイマックス総研のデータで東京23区大規模オフィスの9月空室率は1.19%
  • 前月比で0.15ポイント低下し、極めて低い水準での推移が継続
  • 出社回帰や拠点集約など、都心オフィスに対する底堅い実需が下支え
  • 今後の賃料改定や投資判断を行う上で市場動向の継続的な注視が必要

ニュースの概要と背景

空室率とは、ビル全体で貸し出しが可能な床面積のうち、実際に契約が入っておらず空いている区画の割合を示した市場指標です。この数値が低下傾向にあるということは、オフィスを借りたいという企業の需要に対して利用可能な空き物件が少なく、需給バランスが引き締まっていることを表しています。

2026年9月の調査結果では、東京23区の大規模オフィスビルを対象とした空室率が前月比0.15ポイント低下し、1.19%を記録しました。1%台前半という数値は市場全体として空き室が著しく不足している状態であり、極めて低い水準での安定した推移が続いていることが数値の上からも明確に確認できます。

こうした需給の引き締まりの背景には、社員同士の対面コミュニケーションを重視して出社を促す企業のオフィス回帰や、業務効率化や組織連携を目的とした拠点の集約といった動きがあります。さらに、事業拡大に伴う拡張需要なども重なり、都心に拠点を構えたいという確かな実需が市場を支えています。

不動産市場・投資家への影響

空室率が1.19%という極めて低い水準で推移している現状は、都心部の賃貸オフィスに対する需要が依然として堅調であることを如実に示しています。市場に供給される空きスペースが限られた状態が長引けば、既存テナントとの更新交渉や新規契約時における賃料改定の行方にも影響を及ぼす可能性があります。

不動産投資家や事業会社の実務において、オフィスビルの稼働状況は保有物件の収益性や将来的な資産価値の評価に直結します。そのため、今回のような空室率の推移データは、今後の賃料設定や新規投資のタイミングを判断する上で不可欠な先行指標として扱われます。

読者や実務担当者が今後確認すべき点としては、企業の出社回帰や拡張需要の実態が自社の用途や検討エリアにどう合致しているかを精査することです。あわせて、極めて低い空室率が今後の賃貸条件や賃料改定にどのように波及していくのか、市場環境を継続的に注視していく必要があります。

出典:東京23区オフィス、9月の空室率は微減 | R.E.port

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