「年金対策」の1つとして注目されているマンション投資。
果たして、本当に年金対策になるのでしょうか?
このコラムでは、マンション投資が年金対策になる理由や注意点についてまとめました。
これから年金対策を検討している方は最後までご覧ください。
また、以下の記事では老後の資金不足解決にマンション投資がおすすめな理由をご紹介しています。併せてご一読ください。
>『老後資金が足りない!問題解決にマンション投資が効果的な3つの理由』
なぜ年金対策が必要なのか?
そもそも、なぜ年金対策が必要なのでしょうか?
まずは、将来起きる可能性が高い問題を含めて年金対策の必要性を2点ご紹介します。
1.公的年金の給付時期の後ろ倒し、給付額の減少が想定される
2.年金だけでは生活が難しい?「老後2,000万円問題」
問題点1.公的年金の給付時期の後ろ倒し、給付額の減少が想定される
現代の日本は、少子高齢化が進んだ影響で年金財政が厳しくなっています。
2022年4月の年金制度の改正(日本年金機構)により、年金の繰り下げ受給の年齢が引き上げられる他、財源確保のために国民年金の納付年齢の延長検討が開始されてしまうのです。
よって、今から年金受給額の減少に備えておく必要があります。
問題点2.年金だけでは生活が難しい?「老後2,000万円問題」
公的年金と併せて話題となっているのが「老後2,000万円問題」です。
老後の暮らしについて、年金だけでは生活を保障できないため、年金とは別に2,000万円の資産形成を個人で行う必要があると、2019年に金融庁が報告した問題です。
老後どのように暮らしていくかによってかかる費用は異なりますが、上述の年金問題を踏まえて、資産形成について考え始めた方も多いのではないでしょうか?
毎年のように起こる増税、一方、増えることがない給料…。
それを考えると、年金対策を国に任せっきりにするのではなく、自分で対策する必要があるのです。
マンション投資が年金対策になる理由3つ
上記2つの問題点から、今から年金対策をしておく必要性がお分かりいただけたと思います。
次に、「マンション投資が年金対策としてなぜ注目されているのか?」の理由を3点ご紹介します。
1.継続して利益を得られる
2.体力的な心配が少ない
3.インフレリスクに強い
なお、老後資金を貯金で確保しようと考えている方は以下の記事を参考にしてください。
>『貯金とマンション投資どちらが大事?|マンション投資をおすすめする理由を解説』
年金対策になる理由1.継続して利益を得られる
マンション投資は入居者からの家賃が毎月安定して入ってくるため、長期的な収入につながります。
また、不動産投資ローンの返済は基本的に家賃収入から行い、ローンの返済が終わると家賃をそのまま収入として得ることができます。
よって、老後までにローンを完済できれば、家賃収入をそのまま年金の代替として活用できるのです。
年金対策になる理由2.体力的な心配が少ない
老後の健康リスクの観点からも、マンション投資は有効な年金対策です。
年金世代になっても働き続けて収入を得たいと考える人もいるでしょう。しかし、急な病気や体力の低下により、期待していたほどの収入が得られるとは限りません。
一方、マンション投資は自分で仕事をして収入を得るわけではないため、病気になった場合でも収入が期待できます。継続して収入を確保できることから、安定した老後資金を確保できるでしょう。
年金対策になる理由3.インフレリスクに強い
「インフレ」とは、お金の価値が下落し物の価値(物価)が上昇する現象を指します。
そのため、過度なインフレが起こると消費者は購入に慎重になり、物が売れなくなってしまいます。
これに対し、不動産や金(ゴールド)など有形物の購入が投資になる現物資産はインフレの影響を受けにくいため、安定した収入を確保できます。
もちろん、マンション投資も同様にインフレリスクに強いことが特徴です。
年金対策としてマンション投資を行う際の注意点2つ
マンション投資が年金対策に適している一方で、注意しておきたいポイントもあります。
ここではマンション投資を行う際の注意点を2つご紹介します。
1.ランニングコストの発生
2.築年数の経過によるリスク
注意点1.ランニングコストの発生
マンション投資は現物資産であることから、資産維持のために支払い続ける費用があります。
マンションを所有する場合にかかる諸経費は以下のとおりです。
・固定資産税/都市計画税
・管理委託手数料
・管理費
・修繕積立金
・室内修繕費
・不動産投資ローン金利
・火災保険
毎月発生する支出を把握・管理しておかないと、結果として家賃収入が減少し、年金代わりには程遠い収入しか得られない可能性があります。
よって、ランニングコストを考慮した上でマンション投資を行いましょう。
注意点2.築年数の経過によるリスク
現物資産であるマンションは、築年数が経過することで設備の老朽化が進み、空室リスクが高まる可能性があります。
さらに、築年数が経過することで家賃が下落する可能性も同様にあります。
年金対策としてマンション投資を行う場合、不動産投資ローンの完済後に「必要としている収入が得られる投資なのか?」など、長期的な目線で見極める必要があります。
まとめ:マンション投資は年金対策になるが注意も必要
マンション投資は年金対策としておすすめです。
しかし、注意点を見逃してしまうと、うまく利益を生み出せないリスクもあります。
年金対策という目的を達成するためには、長期的な目線で利益を得ることができるシュミレーションと、安定的な収益が望める物件探しが重要です。
物件探しの方法を学びたい方は以下の記事をご一読ください。
>『不動産投資で失敗しない物件探しのポイント3選』
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