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ワンルームマンション投資の失敗例から学ぶ|成功率を高める方法

2022/06/21
2023/03/17
不動産投資コラム

マンション投資について調べていると「失敗する可能性がある」「お勧めしない」といった言葉を目にします。
その中でも特に目にする事例が、昨今注目を集めている、人気のワンルームマンション投資です。

今回はワンルームマンション投資の失敗例に着目し、マンション投資の成功率を高める方法について紐解きます。

マンション投資で成功したい人、ワンルームマンション投資を検討したい人はこの記事を読んで対策を進めて行きましょう。

マンション投資の「失敗」とは?

マンション投資は物件購入にあたって不動産投資ローンを組む人が少なくありません。そのため、長期的な運用が基本となります。

マンション投資の「成功」とは不動産投資ローンが完済できるまで物件を保有し、その後、家賃収入や物件売却で利益を出すことを指します。
したがって、この記事の本題であるマンション投資の「失敗」とは、すなわち不動産投資ローンを完済した後も赤字になることを指します。

マンション投資をはじめる際、目的をもってはじめる人も多いでしょう。その目的を達成することももちろん重要ですが、あくまで投資ですので利益を出すことが最も重要です。

ワンルームマンション投資はなぜ「失敗例」が多いのか

マンション投資の「失敗」について定義しましたが、「マンション投資 失敗」のワードを検索するとよく目にする投資がワンルームマンション投資です。

ワンルームマンション投資の事例が多く出てくる要因としては、人気があるからというのがひとつでしょう。もうひとつ考えられる理由は、特に一室のみの保有の場合、入居者がいなければ収入が0になることが挙げられます。

つまり、入念な資金計画を立てていないと他のマンション投資以上にダイレクトに影響を受けやすいといえるのです。

この章ではワンルームマンション投資の失敗例に特に上げられる2点をご紹介します。

・ワンルームマンション投資の失敗1:空室リスク
ワンルームマンション投資の失敗2:修繕費用の発生

ワンルームマンション投資の失敗1:空室リスク

1点目は空室リスクです。

ワンルームマンションは他のマンション投資と比べ費用を抑えてはじめることができる投資です。しかし、費用の安い物件や高利回りの物件を選んだことによって、入居者が入らず収益を得られない「空室リスク」の失敗例が生じる場合があります。

「空室リスク」はマンション投資で必ず生じるリスクです。特にワンルームマンションの場合、空室が続くと自己負担額が増えていく可能性があります。

空室リスクについては以下の記事で詳しく紹介しています。併せて参考にしてみてください。
>『マンション投資で空室率を下げるための対策5選』

ワンルームマンション投資の失敗2:修繕費用が重なる

不動産はどんな物件でも経年と共に修繕が必要になります。
これを十分に想定していなかったり、想定が不十分であるために予算以上の修繕費用が発生してしまうようなことになれば、大きなリスクにつながります。

特に中古物件は、きちんと確認をしないと購入時点で思わぬ出費があり、投資初期から費用が発生するケースも少なくはありません。

中古物件の詳細のリスクについては以下の記事で紹介しています。併せて参考にしてみてください。
>『中古アパート投資のよくある3つの失敗例からデメリットやリスクを知る』

ワンルームマンション投資の失敗を防ぐための対策3つ

ワンルームマンション投資の失敗例を踏まえた上で、失敗を防ぐためにはどのような対策が必要でしょうか?ここでは3つご紹介します。

1.「価格の安さ」や「高利回り」ばかりを見ない
2.
入居者の需要が高い「立地」を選ぶ
3.
購入前に必ず「内覧する」

対策1.「価格の安さ」や「高利回り」ばかりを見ない

安易に「価格が安いから」とか「高利回りだから」という理由だけで購入すると、失敗をしかねません。

安定した家賃収入を確実に得たいのであれば、価格や利回りで判断するのではなく、「価格は検討エリアの相場通りか」「家賃は適正価格であるか」「物件が家賃に見合ったグレードか」などを見極める必要があります。

対策2.入居者の需要が高い「立地」を選ぶ

入居率を高く維持するためには、入居者にとって需要がある物件を選ぶことが非常に重要です。需要の中で特に大事な項目は「立地」です。

立地の良い物件とは、安定的なニーズと資産価値が落ちにくい東京23区などの物件を指します。そのため、多少高くとも首都圏で物件探しをすることがワンルームマンション投資で成功するポイントです。

対策3.購入前に必ず「内覧する」

新築・中古の物件問わず購入前に実物を確認することをお勧めします。

なぜなら、事前に確認をしなかったことで、思わぬ費用が発生する可能性があるためです。入居者がいるなど、内覧できない場合は、不動産会社の営業に写真を撮ってきてもらうなど、実物を確認できる方法を検討しましょう。

まとめ:ワンルームマンション投資を失敗しないためには

ワンルームマンション投資を失敗しないためには、想定される失敗例を把握し対策をとることが大切です。

そのためには日々の情報収集が欠かせません。日々の情報収集方法については、下記の記事で紹介している勉強方法を参考にしてみてください。
>『不動産投資を始める人が必ず勉強する10の基礎知識│効率良く勉強する5つの方法とは?_前編』
>『不動産投資を始める人が必ず勉強する10の基礎知識│効率良く勉強する5つの方法とは?_後編』

また、マンション投資の物件はワンルームマンションだけではありません。情報収集した上でどれが自分にとってベストな方法なのか検討しましょう。

マンション投資の物件選びについては以下の記事で詳しく紹介しています。併せて参考にしてみてください。
>『不動産投資用の物件の選び方│種類と目的別の選び方まとめ』

なお、LIV PLUSではマンション投資に関するコラムを随時アップしています。マンション投資を検討する際にご参考いただけますと幸いです。

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