不動産投資の物件は高額で流動性が低い商品のため、よく考えた上で購入することがとても大切です。
投資活動全体の中で、特に重要な検討項目は物件探しです。不動産投資の成否は、物件で決まるともいわれています。
この記事では、物件探しが重要な理由を踏まえた上で、失敗しない物件探しのポイントについてお伝えします。
物件探し、そして不動産投資を成功させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
不動産投資で物件探しが重要な理由2つ
不動産投資で収益を上げるためには物件探しが重要です。ここではなぜ物件探しが重要なのかご紹介します。
1.安定的な収入を見込むことができる
2.不動産投資ローンの融資が受けやすくなる
理由1.安定的な収入を見込むことができる
不動産投資において考えられるリスクの1つが空室リスクです。
不動産投資の収益は入居者からの家賃収入です。空室ができることはすなわち家賃収入がなくなることを指します。
入居者のニーズが高い収益物件を購入できると安定的な家賃収入を得られる可能性が高まります。また、売却をする際も収益性の高い物件であれば購入時と同等の金額で売却できる可能性もあります。
空室リスク対策は、以下の記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてみてください。
>『マンション投資で空室率を下げるための対策5選』
理由2.不動産投資ローンの融資を受けやすくなる
物件探しは不動産投資ローンの融資にも関わります。なぜなら、不動産投資ローンの場合、返済にあたる費用は不動産投資物件の家賃収入になるためです。
また、不動産投資ローンの審査には不動産投資物件だけではなく、個人属性も審査され、自分の家を購入する際に申請する住宅ローンよりも審査が厳しいことが特徴です。
不動産投資ローンと住宅ローンの比較は以下の記事でまとめています。不動産投資ローンの理解も深まりますので併せて参考にしてみてください。
>『不動産投資ローンと住宅ローンの違いは?|併用する際のポイント』
失敗しない物件探しのポイント3つ
物件探しの重要性が理解できたら、次は失敗しない物件探しのポイントを3点、理解しましょう。以下の3つについて解説します。
1.入居者の目線で物件探しをする
2.立地と価格から物件探しをする
3.物件探しは常に情報収集する
ポイント1.入居者の目線で物件探しをする
不動産投資物件は、「自分が住むという目線で選ばない」ということが大切です。あくまでも入居者の目線で物件を選び、入居者が必要としない条件を見ることがポイントです。
たとえば、単身者が住むワンルームマンションを不動産投資物件として選ぶ場合、想定される条件は「勤務地と駅から近いこと」や「手ごろな家賃で住めること」でしょう。
一方、ファミリー向けの不動産投資物件の場合、多少駅から離れていても「静かな環境であること」「日当たりの良さ」「子どもが通う学校の学区」など、優先的に検討される条件にあがってきます。
どんな層を入居者として想定するかによって、重視する内容も選ぶ物件も変わってきます。
ポイント2.立地と価格から物件探しをする
不動産投資で失敗する最も典型的なケースが、立地の悪い物件を買ってしまうことです。
立地は、購入後も変えることのできない要素で、入居率や家賃は立地の影響を受けやすい要素です。
価格が安いからと物件を購入したものの、立地が賃貸需要のすくないエリア、駅までの距離が遠い不動産投資物件だった場合、後々空室や収入不足で苦労することも十分に想定されます。
ポイント3.物件探しは常に情報収集をする
収益性の物件を見つけるためには、圧倒的な行動量が必要です。
なぜなら物件は早い者勝ちで、良い物件ほど早く売れてしまうためです。物件探しの際には、複数のチャネルから探すようにしましょう。
以下の記事で、物件探しの情報収集先をまとめています。メリット・デメリットも紹介していますので、物件探しの参考にしてください。
>『【不動産投資】物件の探し方「鉄板」5選』
まとめ:失敗しない物件探しをするには
失敗しない物件探しをするためには、入居者の目線を持った物件探しが非常に重要です。
なぜなら、購入する不動産投資物件に入居するのは自分ではなく、第三者であるためです。不動産投資で成功したい方は、収益物件を見つけられるように日々情報収集を心がけましょう。
また、賃貸需要の高い収益物件は誰もが欲しい物件のため早く売れてしまう可能性が非常に高いです。そのためには、物件に出会うための行動量と自分に合った収益物件を見極める力が大切です。
下記の記事からで具体的な物件探しの方法と、自分に合った物件を絞りこむ流れについてご紹介しています。
>『不動産投資成功の鍵は物件探し!コツと注意事項を伝授』
なお、LIV PLUSでは不動産投資に関するコラムを随時アップしています。不動産投資を検討する際にご参考いただけますと幸いです。