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【不動産投資】物件の探し方「鉄板」5選

2021/09/17
2023/03/14
不動産投資コラム

不動産投資の成否は物件の仕入れで決まります。

ところが、自分に合った投資用物件は100件に1件程度しかないと言われているため、物件探しには大量の情報が必要になります。

自分の力だけでこれを行うことは難しいため、不動産投資を始めるにあたっては物件の「鉄板」の探し方を実行することが基本になります。

不動産投資用物件の探し方の鉄板5選を紹介しますので、まずはここからスタートしてください。

不動産投資用の物件の「探し方」と「選び方」は分けて考える

インターネットで検索をかけると、物件の「探し方」と称して「選び方」を紹介するようなコンテンツが多数見かけられます。

もちろん「選び方」も非常に重要な知識なのですが、この2点は分けて考える必要があります。

「探し方」は自分に合った物件に出会うために大量の有力な情報に触れる方法を指すのであり、一方の「選び方」はその大量の情報の中から購入する物件を絞り込む条件の考え方を指します。

この記事では大量の有力な情報にアクセスするための「探し方」にフォーカスしますので、「選び方」が気になる方は以下の記事をご参照ください。

>『不動産投資用の物件の選び方│種類と目的別の選び方まとめ』

不動産投資用の物件の探し方「鉄板」5選

結論から言えば、鉄板の不動産投資用物件の探し方は以下の5つです。

1)不動産情報ポータルサイトを見る
2)不動産”投資”会社に問い合わせる
3)
不動産”仲介”会社に問い合わせる
4)
不動産競売物件情報サイト「BIT」を見る
5)
新聞広告や地域のタウン誌を見る

それぞれの概要を説明しますので、自分に合った探し方から始めてみてください。

1)不動産情報ポータルサイトを見る

不動産投資用の物件の探し方として最も手軽でポピュラーなのが、インターネットの「不動産情報ポータルサイト」をチェックするという方法です。

全国からの情報が集まるため情報量は他の探し方に比べても圧倒的に多く、そのまま資料請求まで簡単にできてしまいます。
さらに、探している物件の条件を登録しておけば、メールで通知を受け取れるところもあるので便利です。

デメリットを挙げるとすれば、初めて見る方だと物件情報の良し悪しの判断ができなかったり、中には「おとり物件」が紛れていたり、物件情報が最新の状態でなかったりする点でしょう。

そのため、事前に不動産投資に関する基本的な知識に触れておくことをお勧めします。

主な不動産情報ポータルサイト

メジャーな不動産情報ポータルサイトとしては以下の3つが挙げられます。

『楽待』

ポータルサイトとしては現時点でもっとも有名で、物件数も豊富です。

『健美屋』

上述の「楽待」とツートップで挙げられるのが「健美屋」です。サイトが見やすく使いやすいのが特徴です。

『不動産投資☆連合隊』

地域密着型ポータルサイトを謳い、地方の情報に強いのがこのポータルサイトです。

2)不動産”投資”会社に問い合わせる

投資用の不動産を専門に紹介・販売し、運用管理までサポートしてくれるのが不動産”投資”会社です。「” ”」を付けているのは、後述の”仲介”会社と区別するためです。

中古物件を仕入れてそのまま販売する会社もあれば、リノベーションして価値を高めて再販しているところもあり、さらには自社で投資用物件を建てる「ディベロッパー」と呼ばれるものもあります。

不動産投資会社は自社で独自に物件や情報を仕入れていることもあり、会社によっては自社限定の未公開物件を持っています。また、投資専門であるため、プロの視点から物件を紹介してもらえるのがメリットで、「選び方」から「管理」までサポートしてもらえるので頼りになります。

一方で悪質な会社だと物件を売ることを優先して自社の都合で物件を押し付けてきたり、レベルの低い担当者に当たってしまうと良い提案を受けられなかったりするというデメリットも考えられます。

よって、不動産投資会社を頼るときは複数の会社に同時に問い合わせることを基本にしましょう。

3)不動産”仲介”会社に問い合わせる

投資用物件に限らず、広く不動産の売買を仲介するのが不動産”仲介”会社です。
投資だけでなく住居用の物件を中心に紹介・販売しています。

地域に密着していることが多く、また「仲介」という性質上、幅広い物件を扱えることから、情報量が多いのが特徴です。地元の情報にも精通しているため、周辺環境に関する細かなナレッジなどを豊富に有している点が頼りになります。

一方で物件情報の地域性が限定的だったり、物件購入後の投資に関するサポートを受けられなかったりするところが難点であるといえます。不動産仲介会社に問い合わせて物件を探すときは、物件を管理してくれる会社を並行して探すようにしましょう。

4)不動産競売物件情報サイト「BIT」を見る

玄人向きの探し方になりますが、裁判所が強制的に売却する物件を紹介している情報サイト「BIT(Broadcast Information of Tri-set system)」からも不動産投資物件を探すことができます。

>BIT 不動産競売物件情報サイト

競売物件は一般的な物件と違って内覧ができなかったり瑕疵担保責任がなかったりするリスクがあるため、不動産投資初心者には不向きです。

また、サイトに掲載されている物件情報と実態が異なったり、入居者とのトラブルが生じやすかったりもするため、リスクやトラブルに対応する知識や経験が求められます。

しかし、その分価格は安いため、不動産投資に慣れて自信がついてきたら検討しても良いでしょう。

5)新聞広告や地域のタウン誌を見る

近年ではかなりマイナーになってしまいましたが、稀に掘り出し物が見つかることがあるのが、地域の情報に密着した新聞の広告やタウン誌です。

古くから地元で経営している不動産会社が独自の視点で物件を紹介していたり、他社が見逃してしまうような小規模・変わり種の物件を紹介していたりすることがあり、探している物件の種類によっては思わぬ出会いがあるかもしれません。

優先順位は低めですが、選択肢のひとつに入れておいて損はないでしょう。

まとめ

不動産投資用物件の鉄板の探し方として、以下の5つの方法を紹介しました。

1)不動産情報ポータルサイトを見る
2)不動産”投資”会社に問い合わせる
3)
不動産”仲介”会社に問い合わせる
4)
不動産競売物件情報サイト「BIT」を見る
5)
新聞広告や地域のタウン誌を見る

BITは取り扱いが難しく、タウン誌は情報量が限定的ですので、まずはインターネットを中心とした検索と、不動産会社への問い合わせをおすすめします。

明日からの物件探しのご参考になれば幸いです。

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