【中国を読む】不動産市場苦境続く　人口減が追い打ち　日本総合研究所調査部主任研究員・関辰一

一人っ子政策をしていたほどの中国が、出生率の低下に歯止めをかけることができていないとは。そして人口減少という構造要因が影響して住宅販売が減少している。これは予測できたことのような気もしますが……。不動産市場は住宅販売の低迷や価格の下落に歯止めがかからず、厳しい調整が続いているとのことですが、これはいつまで続くのかも気になりますよね。新たな優遇金利制度の導入といった需要刺激策の効果も慎重にみる必要があるとのことなので、今後どういった対策がなされていくのか注目かなと思います。

中国の不動産市場は、住宅販売の低迷や価格の下落が続いているよう。開発企業向けの融資規制の影響もあるのでしょうが、人口減少の影響も大きいのかなと感じます。1軒目の住宅需要のボリュームゾーンである25～34歳人口は既に減少に転じているとのことですが、一人っ子対策があったことで知られる中国、この動きはこのまま続くのでは？と思いますし。中国の不動産業界、どうぶんの間不況が続いていきそうだなと素人目でみても思ってしまいますね。