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リヴトラストが不動産の疑問を解説~アパートとマンションの違い~

2020/03/24
【不動産の基本講座】教えて!中山ティーチャー

皆さん、こんにちは!
リヴトラストの中山です。

いきなりですが、今「マンション経営」がものすごく人気になっています。ただ、マンション経営と聞くと少し取っ付きづらかったり、知らないワードも出てきます。

そこで、この不動産用語解説では、知っておいてほしいワードを週に1回動画で解説させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。

不動産についての疑問を解説させていただきます「リヴトラストの中山」です。

本日は記念すべき一回目なんですが、まずは簡単に私の自己紹介をさせていただきます
(『興味ない!』といって読み飛ばさないでくださいね…)。

なぜ私が講師を務めているかというと、実は小学校・中学校・高校の教員免許を持っていまして、数年前までの5年間、学校の先生として活動しておりました。その経験を今不動産業界で生かしています。

一番活かせているのは、知らない人に対して「知ってもらう」という部分です。
「教える・伝える」という面において教師生活5年間の経験が活きているため、こういう形でいろんな人に知ってもらいたいという気持ちで頑張らせていただきますのでよろしくお願いします。

お気軽に『中山ティーチャー!』と呼んでいただけると嬉しいです。

では、本題に入りますが、第一弾のテーマは「アパートとマンションの違いとは?」です。
結論から言うと、ズバリ雰囲気です。

というのは、アパートとマンションの明確な違いはなく、不動産屋さんが雰囲気で決めています。とは言っても、適当に決めているわけではなくて、大まかに「アパートはこういうものだよね」「マンションはこういうものだよね」という部分は決まっています。

(1:49)
アパートとマンションの違い
もしかしたら、皆さんもイメージする部分があるかもしれませんが、大きな違いは、「アパート」は木でできていることが多く、「マンション」は鉄でできていることが多いです。
アパートは木造や軽量鉄骨でできており、マンションは鉄筋・鉄骨コンクリートが使われているケースがほとんどです。

「木と鉄で何が違うの?」という部分は、木だと風通しが良いので、湿気であったりカビが発生しづらいです。これは大きなメリットですね。
一方、鉄だと壁が頑丈ですので、隣の部屋の音が聞こえにくいという点があります。これは大きなメリットです。

「木」でできているということもあり、温もりを感じられる反面、隣の部屋の音が聞こえてきちゃうんですよね…。大学生の時に私もアパートに住んでいたんですけど、隣の部屋からAKB48の音楽がずっと流れてきていたんです。
皆さんも同じような経験があるかもしれませんが、それが「木」の大きな特徴になります。

一方、「鉄」の場合はほとんど聞こえません。全くというと語弊がありますが、基本的には聞こえないため静かな生活を満喫できます
私の家も大通りに面しているのですが、自動車の音や隣の部屋の生活音はほとんど聞こえないので、「鉄」にはそういった大きなメリットがあると言えます。

(3:33)
アパートとマンション、住むならどっち?
実際に住む時に悩むのが、「アパートとマンションではどっちが良い?」という点ですね。

住む時に誰もが必ず気にする部分が「家賃」だと思いますが、家賃に当てはめた場合、「木のほうが安くて鉄のほうが高い」と言えます。
つまり、マンションのほうがアパートよりも少し高いです。

この違いは何なのか?と言うと、アパートを運営する「管理費」に違いがあります。

『管理費って何なの?』と思った方、良いところに注目しました。

自分の家の場合、玄関掃除や草むしりは自分ですれば済むことだと思いますが、マンションやアパートは他の人と一緒に住んでいるため、他の人と一緒に使う「廊下」「エレベーター」「エントランス」などの共用部分は、みんなでお金を出し合って綺麗に保ちましょうという仕組みになっています。

アパートは基本的に2階建てが多く、マンションは3階建て以上が多いです。ということは、共有部分はマンションのほうが多く存在します。
さらに、3階以上になるとほとんどのマンションでエレベーターが設置されていたり、エントランスのスペースが広かったりします。

そのため、広いエントランスの管理費(清掃費・整備費など)、エレベーターを動かすためのお金などが、毎月の家賃とは別に「管理費」で上乗せされます。よって、マンションの家賃のほうが若干高い設定になっていることが多いです。

マンションとアパートにはどちらもメリット・デメリットがあるので、「これから東京に出て頑張るぞ!安い家賃で大きなお金を稼ぐぞ!」と意気込んでいる人は、アパートでも全然問題なく過ごせます。

一方で、ライフワークバランスや働き方改革という部分で「自分の家にいる時間を大切に使いたい」という人は、マンションに住むことで家賃は少し割高になりますが、自分の時間をより有意義に使えるのかなと思います。

解説してきたように、アパートとマンションにはそれぞれメリット・デメリットがあるので、構造・防音・家賃などを判断材料にすることで自分に合った生活ができるのかなと思います。

それでは、不動産専門用語解説の第一弾「アパートとマンションの違い」は以上になります。

第二回もお楽しみに。

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