こんにちは、株式会社リヴトラストの中山ティーチャーです。
今回のテーマは「鍵」
基本的に、日本の住居に使われているほとんどの鍵が「シリンダー錠」と呼ばれる鍵で、以下の3種に分けられます。
シリンダー鍵は3種類
■ディスクシリンダー
平らで上下がギザギザ、挿して回すタイプの鍵。マンションや戸建ての玄関に多い。
■ピンシリンダー
片面が平らで反対側がギザギザしている。自転車の鍵、デスクの引き出しの鍵などに使われる。
■ディンプルシリンダー
両側からいくつか穴が開いているタイプ。シリンダー錠の中では、比較的防犯性が高い。
シリンダー錠のメリットはまず低価格だということ。
設置するのはもちろん、鍵を紛失した場合、町の鍵修理屋さんで一つ5,000円程度(目安)で作ることができます。
しかし、安全面の心配は考える必要があります。構造上、ピッキング被害の対策が必要です。
現在も多くの住宅で使用されている鍵がシリンダー錠ですが、ピッキング被害対策として、最近では「デジタルキー」を採用する物件が増えてきています。
デジタルキーとは、「暗証番号錠」「生体認証錠」「カード錠」「リモートキー」の4種を指します。
デジタルキーは4種類
■暗証番号錠
あらかじめ設定した暗証番号を入力して解錠を行うタイプの電子錠。駅やショッピングモールなど、従業員だけが通行できるドアに設置されていることが多い。
■カードキー
カードをセンサーにかざす、または差し込むことで部屋の施錠や解錠を行うタイプ。ホテルの部屋のドアに採用されていることが多い。
■生体認証錠
iPhoneのFaceID、骨格など顔の凹凸を赤外線で読み取るタイプ。顔・声認証、指紋・静脈など体の一部を判別して解錠する鍵。
■リモートキー
キーをポケットやバッグに入れたまま車のドアの解錠・施錠するタイプ。エンジンのON/OFFが行えるキーのこと。
上記の4つは、鍵屋さんに行っても、デジタルの認証をインプットする必要があるため複製できない、という部分で安全性は高いです。
一方で、高価格な点がデメリットと考える方もいらっしゃると思います。実際に、料金は50~60万円くらいかかります。
一人暮らしを考えている方にとって、「安全に暮らせるかどうか?」は物件を選ぶ上でとても重要です。
この記事をきっかけに、防犯カメラの有無やオートロックかどうかに加え、自分の部屋の鍵はどういったタイプなのかも、ぜひお考えいただきたいと思います。
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