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JR亀戸駅北口で約1.8haの大規模再開発が始動、準備組合が設立されNTT都市開発が事業協力者に

2026/11/06
不動産市場

東京都江東区のJR総武線・東武亀戸線「亀戸」駅北口エリアにおいて、敷地面積約1.8ヘクタールにおよぶ大規模な市街地再開発事業が本格的に始動しました。

地域の土地所有者や関係権利者らが中心となり「亀戸五丁目地区市街地再開発準備組合」が設立され、事業推進に向けた専門的な知見やノウハウを有する民間パートナーの事業協力者として、NTT都市開発が選定されたことが2026年11月5日に公表されました。

駅至近の好立地でありながら老朽建物や細街路といった防災上の課題を抱える当該エリアにおいて、商業・業務・居住の各機能を複合的かつ高度に集積させ、災害に強い安全な駅前拠点を形成するための施設計画づくりが動き出します。

この記事のポイント

  • JR総武線・東武亀戸線「亀戸」駅北口の約1.8haで再開発準備組合が設立されました
  • 事業を共同で推進する事業協力者としてNTT都市開発が選定されました
  • 計画地は江東区の「亀戸都市核」ですが、老朽木造密集や細街路などの防災課題を抱えています
  • 商業・業務機能の集積や居住機能の高度化、防災機能の強化を目指した施設計画が策定されます
  • 首都圏東部の拠点性向上や周辺不動産流通への波及効果が期待され、今後の進展が注目されます

ニュースの概要と背景

今回の市街地再開発事業が計画されている亀戸五丁目地区は、JR総武線と東武亀戸線が乗り入れる「亀戸」駅の北口至近に位置しています。地域の主要幹線道路である明治通りや、多くの地域住民に親しまれてきた亀戸中央通り商店街に接する約1.8ヘクタールもの広大な敷地が対象区域となっています。

行政のまちづくり方針においても、この地区は江東区の都市計画マスタープランの中で重要な生活・交流の拠点である「亀戸都市核」として位置づけられています。鉄道路線による都心部へのアクセス性や交通利便性が非常に高い地域であり、駅前の活力と賑わいをけん引する中核エリアとして発展が強く求められてきました。

その一方で、地区内には建築から年数が経過した老朽木造家屋が集積している区画が点在し、緊急車両の円滑な進入を妨げる幅員の狭い道路、いわゆる細街路が網の目のように残されているなど、都市防災の観点において極めて深刻な課題を長期間にわたり抱えていました。

こうした大地震や火災などの災害リスクを根本から低減させ、歩行者の安全や駅前の機能更新を図るため、地域の権利者主導による再開発組織「準備組合」が立ち上げられました。開発経験と専門知見を備えたNTT都市開発が事業協力者として参画することで、実効性の高い施設計画の具体化に向けた協議が本格化することになります。

不動産市場・投資家への影響

今後は準備組合とNTT都市開発が密接に連携を図りながら、賑わいを創出する商業施設や都市機能を支えるオフィスなどの業務機能の集積、ならびに多様な世帯の定住を促進する居住機能の高度化を盛り込んだ総合的な施設計画の策定を進めていく方針です。駅前空間の一体的な再編を通じて、防災性能の飛躍的な向上が期待されます。

約1.8ヘクタールというまとまった規模での市街地再開発は、個別の建て替えでは解決が難しかった細街路の解消や老朽木造家屋の密集状況を一掃し、地域の都市基盤を根本から刷新する大きな契機となります。駅前空間の安全性向上と魅力ある街並みの形成は、亀戸エリア全体の拠点価値や居住環境の向上に直結します。

首都圏東部エリアの不動産市場という広い視点で見ても、今回の再開発プロジェクトがもたらす影響は小さくありません。駅前拠点の再構築が進むことで、周辺エリアにおける住宅需要や新規の商業出店意欲が刺激され、既存ストックを含めた不動産流通の活性化や地価・資産性の維持向上といった好循環が波及する可能性があります。

不動産市場の動向を追う上で留意すべき点として、今回の発表は再開発プロセスの初期段階である「準備組合の設立」と「事業協力者の選定」の段階に位置付けられます。今後は都市計画の決定や本組合への移行、権利変換計画の策定といった諸手続きを中長期的に経て進められるため、公表される具体的な計画内容や進捗工程を継続して確認していくことが推奨されます。

出典:「亀戸五丁目地区市街地再開発準備組合」設立 事業協力者にNTT都市開発を選定 | PR TIMES

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