2025年12月18日・19日、日本銀行(日銀)は金融政策決定会合において、政策金利を従来の0.5%前後から0.75%前後へと引き上げる決定を行いました。追加利上げは同年1月に続き、いよいよ本格的な「金利のある世界」が到来したと言えます。
「これから住宅ローンを組んでも大丈夫?」「不動産投資の収益が悪化するのでは?」と、漠然とした不安を感じている公務員や会社員の方も多いのではないでしょうか。今回の決定が私たちの資産形成にどのような影響を与えるのか、最新データに基づき徹底解説します。
📖この記事の目次
【2025年12月】日銀が政策金利を0.75%へ引き上げ!決定内容のポイント
住宅ローンへの影響は?変動金利・固定金利それぞれの見通し
多くの人が最も懸念しているのが、住宅ローン金利への影響でしょう。金利タイプによって影響の出方が異なります。
不動産投資市場はどう変わる?投資家が注視すべき3つの変化
不動産投資家にとっても、金利上昇は収益性に直結する重要なファクターです。しかし、ネガティブな側面ばかりではありません。
不動産投資における3つの変化:
1. 物件価格の選別が進む(立地の重要性がさらに向上)
2. 借入金利上昇を上回る「賃料上昇」の現実味
3. 現金比率の高い投資家への優位性シフト
金利上昇局面で後悔しないための資産形成戦略
これからの「金利のある世界」で生き残るために、私たちが今すべきアクションをまとめました。
今すぐ見直すべき3つのポイント
- 家計のキャッシュフロー確認:金利が1%上がっても返済が続けられるかシミュレーションを行う。
- レバレッジの適正化:フルローンにこだわりすぎず、一部自己資金を入れることで総返済額を抑える検討をする。
- 「インフレに強い資産」への分散:現金預金だけでなく、賃料上昇が期待できる現物不動産をポートフォリオに組み込む。
⚠️ 専門家の視点
金利上昇は決して「悪」ではありません。経済が成長し、給与が上がり、お金に価値(金利)がつくのは正常な姿です。恐れるべきは金利そのものではなく、「変化に対応せず準備を怠ること」です。不動産投資のプロは、こうした局面こそ優良物件の仕入れチャンスと捉えています。
まとめ:変化の激しい時代こそ、最新の情報を武器に
2025年12月の日銀の決定は、日本の経済構造が大きく変わる象徴的な出来事となりました。今後、段階的に金利が引き上げられる可能性を見越し、早めに対策を打つことが資産形成の成否を分けます。
「自分の場合はどう動くべき?」「今の状況で不動産投資を始めても大丈夫?」と疑問を感じた方は、ぜひ一度プロに相談してみてください。リヴプラスを運営するリヴトラストでは、初心者でもわかる不動産投資のポイントや、金利上昇に負けない物件選定のコツをお伝えするセミナーを随時開催しています。
一人で悩まず、確かな知識を持つパートナーと共に、この大きな変化をチャンスに変えていきましょう。






