キャピタランド、中国向け不動産投資ファンド相次ぎ設立 – 日本経済新聞

シンガポール政府系不動産大手のキャピタランドは、中国で不動産投資ファンドを相次いで立ち上げているようです。機関投資家からも16億シンガポールドルを調達していることからも、力の入れようが見て取れますね。経営が厳しくなった企業が手放した物件に集中して投資するなど、コロナ後だからこそできる取組みに迅速に挑戦しているのもさすがです。ゼロコロナで影響を受けた過去があっても、事業回復の兆しがみられるからこそ、十分に巻き返せるのではないでしょうか。

オフィスや小売施設、物流施設などの11億シンガポールドル規模のファンドを設立しました。外国資本が中国市場に対して関心が戻っている証拠でもあり、意義の大きさを実感しているようです。具体的な投資家の名前や出身国は発表していないものの、一流のグローバルな機関投資家としているように、絶対的な自信があるようです。中国不動産の需要も取り戻していけそうだなと感じます。