虎ノ門ヒルズ駅の開業で人の流れはどう変わる!?
2014年の虎ノ門ヒルズ開業から大規模な再開発が続いている虎ノ門エリア。
新駅の開業とまだまだ続く再開発で街並みや人の流れはどのように変わっていくのでしょう。
日比谷線開業以来56年ぶりの新駅「虎ノ門ヒルズ駅」誕生!
2020年東京オリンピック・パラリンピックの供用開始を目指して準備が進められる中、2020年6月6日、日比谷線に開業以来56年ぶりとなる新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が開業しました。
虎ノ門ヒルズ駅は、国道1号と環二通りの交差点付近に位置しており、隣駅の神保町駅から約500m、霞ヶ関駅から約800mの立地、銀座線「虎ノ門」駅との乗換駅に設定されています。
虎ノ門ヒルズ駅開業のメリット
これまで虎ノ門ヒルズに行くためには、銀座線虎ノ門駅を降りてから4〜5分ほど歩く必要があり、アクセスがとても不便でした。
それが、日比谷線に「虎ノ門ヒルズ駅」が完成したことにより、銀座線と日比谷線2路線を利用することができるようになり移動時間の短縮が可能になりました。
さらに、改札乗り換え時間が30分から60分に拡大されたことで、高齢者や障がいをお持ちの方やお子様連れの方も、時間を気にせずに乗り換えができるようになりました。
乗り換えのついでに駅近くのカフェやコンビニなどに立ち寄るなど、効率よく時間を使うことができることも利用者のメリットのひとつになっています。
まだまだ続く虎ノ門エリアの再開発
虎ノ門ヒルズ駅の周辺には、空港リムジンバスや都心と臨海エリアを結ぶ「東京BRT」が発着予定のバスターミナルなど、複数の再開発ビルなどがあります。
これらの施設間を移動しやすいように地下を連絡通路で接続し、虎ノ門地区における交通結節機能が向上されています。(参照:鉄道新聞)
さらに、2023年には地下二階も完成予定となっており、完成後には隣接する再開発ビル内の駅広場にもつながって地上と地下がスムーズに行き来できるようになります。
虎ノ門ヒルズ駅の開業によって虎ノ門ヒルズ内のオフィスやホテル、周辺施設へのアクセスや利便性が増し、今後はこのエリアに参入するオフィスへの需要も高まってくるでしょう。
次回は、今もなお再開発の進む虎ノ門エリアをさらに深掘りしていきます!