不動産投資は独学で学ぶことも可能ですが、それだけでは不十分だと感じる方もいるのではないでしょうか。
そのようなときに頼りになる学習方法が「不動産投資セミナー」です。
しかし、不動産投資セミナーには投資方法や投資の目的によって選ぶべき内容が異なります。一人ひとりにあったセミナーを選ばないことには、セミナーに参加しても効率的な学びにはなりません。
この記事では、それぞれの投資方法や投資目的に応じた不動産投資セミナーの選び方についてご紹介します。
不動産投資セミナーに参加するメリット3つ
不動産投資セミナーに参加するとさまざまなメリットを得ることができますが、主なメリットはこちらの3つです。
メリット1.初歩知識が身に付く
メリット2.参加者と交流できる
メリット3.専門的な知識が身に付く
それでは、一つずつ見てみましょう。
メリット1.初歩知識が身に付く
不動産投資を始めたばかりの方にとって初歩的な知識は大切です。
不動産や投資についての基礎知識や、株やFXといった他の投資手法との違いを知れば、不動産投資についての理解がさらに深まります。
また、インターネットや書籍にも不動産投資に関する知識や情報は多く出回っていますが、学び始めたばかりの頃は読んでも理解できないこともあります。
そのようなときに専門家の講師に質問すれば、文章で読むよりも分かりやすい説明で理解できるでしょう。悩む時間を少しでも削減できれば、その分早い段階で知識の習得を目指すことができます。
セミナーに参加すれば時間を有効活用でき、より専門的な知識の獲得に繋がります。
メリット2.参加者と交流できる
終了後に交流会が開かれるセミナーがあります。
交流会に参加して不動産投資の仲間ができれば、多数の成功談や失敗談を聞くことができます。
リアルな体験談を聞くことで、インターネットや本には載っていないような不動産投資への注意点やポイントを発見できるかもしれません。
また、体験談だけでなく取引業者に関する情報交換も可能です。
あらかじめ取引業者の選び方といった情報を得ることができれば、物件選びや取引業者を探す際の基準となります。
さらに、交流会には講師が参加することも珍しくありません。セミナー内では語られなかった不動産投資業界の裏話を聞くことができる可能性もあります。
これは、独学では決して身に付かない知識です。業界の裏話を知れば、投資戦略の選択肢を広げることができます。
メリット3.専門的な知識が身に付く
講師の不動産投資に関する知識は膨大です。
自分ひとりで悩むよりも、専門家である講師に疑問点や問題点を質問すれば、すぐに解決してくれることも少なくありません。
また、自分の考えた投資プランに関しての意見を聞くこともできるため、知識だけでなく自身の経験を踏まえたアドバイスをもらうことができます。
特に、最近ではコロナウイルスの影響により、不動産価格が大きく下落しました。
初心者が不動産投資を行うには判断が難しい状況が続いていますが、セミナーへ通えば不動産業界で働くプロによる鮮度の高い情報を入手できるため、より時代に即した決断ができます。
以下の記事ではコロナ禍における不動産投資の記事を公開していますので、あわせてご覧ください。
>2020年コロナ渦でも安定だった住宅系不動産投資について解説!
不動産投資セミナー選びのポイント3つ
次に、不動産投資セミナーを選ぶときのポイント3つをご紹介します。
ポイント1.自分のレベルや目的に合わせたセミナーを選ぶ
ポイント2.セミナー講師の質で選ぶ
ポイント3.極端な話をするセミナーには警戒する
ポイント1.自分のレベルや目的に合わせたセミナーを選ぶ
不動産投資セミナーを選ぶうえで最も重要なポイントは、自身のレベルや目的に合わせたセミナーを選ぶことです。
レベルや目的に合ったセミナーを選べば、学習における本来の費用対効果を発揮できます。
セミナーには「初心者向け」「中級者向け」「セミプロ向け」とさまざまなレベルが用意されています。
レベルの高いセミナーに参加しても知識が追いついていなければ、理解できず、時間と参加費を無駄にしてしまいます。理解できるレベルのセミナーに参加して知識を蓄えて着実にステップアップしましょう。
また、投資の目的によってもセミナー選びは左右されます。「家賃によって長期的な副収入を得ること」「最終的に不動産を売却して収益を得ること」のどちらが目的なのか、セミナーを選ぶ前に判断しましょう。
ポイント2.セミナー講師の質で選ぶ
不動産投資に役立つ知識を得るためにはセミナーの内容だけでなく、講師の質も重要です。
講師の実績を確認して、信頼できるかどうかや、自身に役立つ情報が期待できるかを判断しましょう。
セミナーには不動産投資の専門家だけでなく、税理士やファイナンシャルプランナーといった、投資とは別の専門家を招くことがあります。
この場合は投資に関する知識だけでなく、幅広い知識が身に付くことも期待でき、今後の投資において糧となることもあるでしょう。
また、不動産投資で成功した投資家や若手社長を招くときもあります。
どれくらいの頻度で外部からの講師を招いているか、その講師は信頼できるかといったことも確認しましょう。
ポイント3.極端な話をするセミナーには警戒する
「絶対もうかる」「誰でも簡単にできる」など、極端に話の良すぎる謳い文句を掲げているセミナーには注意が必要です。
不動産投資には多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。そのため、メリットのみを説明しデメリットを隠しているセミナーはあまり誠実ではありません。
また、講師の経歴を確認できないセミナーや、セミナー外への情報発信が少ないセミナーにも気を付けなければなりません。
過去のセミナー開催歴や講師の経歴をきちんと調べ、信頼できるセミナーかどうかを判断しましょう。
不動産投資セミナーに参加する際の注意点3つ
より効率的に学びへとつながる、不動産投資セミナーに参加するときの注意点を3つご紹介します。
注意点1.投資目的を明確にしておく
注意点2.質問内容をまとめる
注意点3.知識だけを鵜呑みにしない
それでは、それぞれの注意点を確認してみましょう。
注意点1.投資目的を明確にしておく
投資スタイルや投資資金をセミナーへ参加する前に把握しておくことが重要です。
セミナーにはレベルや投資目的だけでなく、区分投資か一棟投資か、中古物件か新築物件かなど、テーマが細かく分かれている場合があります。
細かな投資スタイルをより明確にすることで、さらに必要な知識を身に付けることができます。まだ細かく決まっていない方は、興味のあるセミナーや複数のセミナーへ参加してみることもひとつの手です。
また、最近では30代向けや女性向けといったターゲットをピンポイントに絞ったセミナーも増加しています。同じ世代や近いライフスタイルの参加者と交流できるため、ご自身が対象となるセミナーを選ぶという方法もおすすめです。
注意点2.質問内容をまとめる
事前に疑問点や質問をまとめてから参加すると、セミナーの質を高めることができます。
ほとんどのセミナーでは個別の質問時間を設けられています。質問時間は限られているため、あらかじめ質問事項をまとめておけば聞きそびれることもなく、終了後に疑問点が残りません。
また、全体講義の際にもあらかじめ質問をまとめておけば、スムーズな質疑応答ができ、セミナー全体の質がグンと高まります。
注意点3.知識だけを鵜呑みにしない
不動産投資は、購入した不動産によって条件や前提が大きく異なります。
できるだけ現地調査を行い、物件の状態を確認するようにしましょう。
知識だけを鵜呑みにするのではなく、現地調査をもとにして、その不動産で効果的に運用できるかを判断することが大切です。
まとめ
不動産投資セミナーは、目的や内容を確認し自身に合ったものを選ぶ必要があります。適切なセミナーを選ぶことができれば、不動産投資への知識はより深まるでしょう。
Liv Plusでもさまざまな不動産投資セミナーをご案内しています。ぜひご覧いただき、適したセミナーを探してください。