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不動産投資ローンおすすめランキング|賢い選び方とは?

2022/04/22
2023/03/17
不動産投資コラム

不動産投資においては、ほとんどの人が不動産投資ローンを利用して物件を購入します。

融資を受けたいと思ったとき、どこに申請したらいいのか、おすすめの不動産投資ローンはどこなのか、知りたい方もいるのではないでしょうか?

この記事では、不動産投資ローンの選び方、おすすめの不動産投資ローンについてご紹介します。実際に検討する際に参考にしてみてください。

不動産投資ローンとは

不動産投資ローンとは、銀行などの金融機関から不動産投資に必要な資金を借りることです。

不動産を購入するときに利用するローンとしては、より一般的なものに「住宅ローン」がありますが、これとは別ものです。

投資用不動産に住宅ローンを適用することはできません。
また、審査基準も住宅ローンより厳しいとされており、利用者の職業や年収はもちろん、他に不動産を保有しているか、自己資金はどのくらいあるか、などによって金利の条件が変わります。

不動産投資ローンを利用すると、自己資金以上の金額で良い物件を購入でき、利益を得ることができます。このように、少ない自己資金でも大きな投資をしてリターンを得ることを「レバレッジ効果」といいます。

レバレッジ効果については以下の記事で詳しくご紹介しています。不動産投資においては非常に重要な考え方ですので、併せてご一読ください。
>『レバレッジ効果を活かした不動産投資~知っておくべきメリット・デメリット~』

おすすめの不動産投資ローンの選び方

不動産投資ローンを選ぶ際は、以下の3つの観点から考えて選択するとご自身にあった金融機関を選ぶことができます。

1.おすすめの不動産投資ローンを「金融機関の種類で選ぶ」
2.
おすすめの不動産投資ローンを「金利の種類で選ぶ」
3.
おすすめの不動産投資ローンを「年収から選ぶ」

1.おすすめの不動産投資ローンを「金融機関の種類で選ぶ」

不動産投資ローンを申請できる金融機関は以下の3つです。

・政府系
銀行系
ノンバンク系

政府系

政府系の金融機関として「日本政策金融公庫」というものがあります。国民生活の向上や民間金融機関の補完を目的に運営している機関です。

民間金融機関で融資を受けられない方は、こちらで申請することをおすすめします。審査は厳しくありませんが、借入額は少なく、返済期間は短いことが特徴です。金利は2%以下と、低金利でローンを利用できます。

銀行系

銀行系はメガバンクや都市銀行などの大手銀行と特定の地域で営業している地方銀行の2種類があります。大手銀行は全国展開している銀行が多いため、物件の対象エリアも全国になります。

しかし、ローンの審査は厳しく、資産状況から事業実績まで細かく調べられます。融資を受けられる場合は低金利でローンを組むことが可能です。

地方銀行は地域密着型の銀行のため営業エリアに物件がないと融資を受けられません。大手銀行よりも審査は緩い傾向にありますが、その分金利は高くなります。

ノンバンク系

ノンバンク系は、信用金庫など銀行系以外の金融機関を指します。銀行系のローンと比べると審査に通りやすい傾向があります。

そのため、年収が低く審査に自信がない方は、ノンバンクから借りることがおすすめです。しかし、借りやすい反面、融資時の金利は高くなります。

特に高額を借り入れる不動産投資ローンでは、支払う利息が多くなるためデメリットも理解した上で申請をしましょう。

2.おすすめの不動産投資ローンを「金利の種類で選ぶ」

不動産投資ローンの金利には「変動金利」と「固定金利」の2種類があります。

「変動金利」は基準金利(短期プライムレート)の変動によって、不動産投資ローンの金利が変動し返済額が見直される方式です。一方、「固定金利」は固定期間における金利が固定されます。

金融機関によってどちらの金利で借り入れができるか異なるため、借り入れする際に確認しましょう。

また、できるだけ低い金利で不動産投資ローンを行いたい方もは、「個人属性を上げる」「頭金を用意する」の2点の対策を行うことで実現できる可能性があります。

上記について以下の記事からも詳しくご紹介しています。併せてご一読ください。
>『不動産投資で融資を受けるメリット・申請時のポイントを解説』

3.おすすめの不動産投資ローンを「年収から選ぶ」

不動産投資ローンでは、申請者の年収によって審査が通りやすい金融機関が変わります。特に審査が厳しい銀行系のメガバンクは年収1,000万円以上でないと審査が通らないことがほとんどです。

一方で、審査が通りやすい不動産投資ローンは、金利が高くなるデメリットもあります。そのため、現在の年収を踏まえて申請できる金融機関を選ぶか、年収をあげることを優先して申請できる金融機関の種類を増やすか検討しましょう。

年収ごとで申請できる金融機関については以下の記事でご紹介しています。併せて参考にしてみてください。
>『不動産投資をしたいサラリーマンにおすすめ|年収別の物件価格と参考物件』

おすすめの不動産投資ローンランキング

日本最大級のローン比較サイト「イー・ローン」が、不動産担保ローン(不動産投資ローンに限らない)の金利ランキングをまとめていますので参考までにご紹介します。

同率を含む1位~10位の下限金利の低い金融機関TOP10は以下の通りです。

おすすめの不動産投資ローンランキング
(参考:2022年4月現在 イー・ローン「不動産担保ローンの金利ランキング」

検討する際は複数の機関を比較することをおすすめします。

不動産投資会社とパートナーを組んでいる場合は、関係の深い金融機関を紹介してもらえるケースもありますが、自分で探す場合は検索サイトなどを利用しましょう。

まとめ:不動産投資ローンのおすすめ金融機関は

今回の記事では、金融機関を選ぶための3つのおすすめ方法・おすすめ金融機関ランキングについてご紹介しました。

不動産投資ローンを利用できる金融機関は数多くありますが、現在のご自身のご状況に応じて申請できる金融機関が異なるため、注意しましょう。

また、優先する項目によってランキングも変わりますので、不動産投資の目的や目標を踏まえてどの不動産投資ローンを使うべきなのか検討をしましょう。

なお、LIV PLUSでは不動産投資に関するコラムを随時アップしています。不動産投資を検討する際にご参考いただけますと幸いです。

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