トップ > コラム > こんなときは弁護士に相談すべき!マンション投資の失敗例

こんなときは弁護士に相談すべき!マンション投資の失敗例

2022/11/03
2023/03/23
不動産投資コラム

マンション投資にメリットを感じて始めてみたものの、トラブルに遭って弁護士に相談するというパターンに陥る場合があります。

本記事では、マンション投資家から弁護士に問い合わせがよくある内容をご紹介します。

これからマンション投資を検討している方、マンション投資を始めて困ったことがある方は最後までご覧ください。

マンション投資について弁護士に相談する内容とは?

マンション投資家が弁護士に相談する主な内容は、法律や税金、契約にまつわるトラブルです。

マンション投資のトラブルに遭遇した場合、基本的には個人で解決するより弁護士を通した方がスムーズに解決できます。また、相続の際の不動産遺産の分割や名義変更などの事務手続き、相続税の疑問点などについても弁護士が相談に乗ってくれます。

弁護士への相談が多い5つのマンション投資トラブル

ここでは、マンション投資のトラブルとして多い5つの内容をご紹介します。

1.手付金詐欺
2.
満室偽装
3.
空室補償詐欺
4.
デート商法
5.
海外不動産投資詐欺

投資トラブル1.手付金詐欺

手付金詐欺とは、支払った手付金を持ち逃げされ、実際の物件は手に入らないという詐欺のことです。

投資家に検討する時間をわざと与えず契約を急かしたり、手付金の支払いを迫ったりする場合は、十分に注意するようにしましょう。

また、手付金を支払った後にこちらの都合でキャンセルしようとすると、契約不履行を理由に手付金が戻ってこない可能性もあります。

投資トラブル2.満室偽装

満室偽装とは、満室を偽って高利回りの物件として一棟マンションなどを売りつける手口です。

家賃収入が見込めないマンションに、サクラを事前に入居させ一時的な満室を偽装します。この場合、購入した途端に退出が続き、賃貸経営が立ち行かなくなる危険性があります。

投資トラブル3.空室保証詐欺

空室保証とは、不動産会社が物件を一括で借り上げて経営し、オーナーに決まった家賃を保証するというシステムです。

空室リスクを軽減できるという点で魅力的ですが、中にはリスクを隠し、法的には問題がない状態で契約までこぎつける悪質なサブリース業者もいます。

契約者の確認不足で生じたトラブルとなった場合、契約を解消することは難しくなります。

投資トラブル4.デート商法

デート商法は、デートを重ね、親密になったところで投資用マンションの購入を勧める恋愛感情に付け込んだ詐欺です。

近年では婚活サイトやマッチングアプリを利用した商法も増えています。
相手への信頼や好意に付け込まれ、仕方なく契約をしてしまうケースが多く発生しています。

投資トラブル5.海外不動産投資詐欺

投資先の物件が海外にあり、実際に現地を見に行くのが難しいことを逆手に取った詐欺です。

実態のない不動産を販売したり、実際の価格よりも高値で販売したりするほか、お金を持ち逃げされ、物件すら手に入らないというケースもあります。

トラブル発生前にできるマンション投資の事前対策

弁護士に寄せられるトラブル内容について知っていただけたかと思います。

これらのトラブルに遭いやすい方に共通する特徴はなんでしょうか?
それは「言われたことを鵜呑みにしてしまうこと」です。マンション投資は大きな金額が発生する投資ですから、人任せにするのではなく自分自身でしっかり勉強して考えることが大切です。

これからマンション投資を検討する方は、以下の3点を必ず実践しましょう。

1.不動産投資の知識をつける
2.
信頼できる不動産投資会社を見つける
3.
不動産投資成功者との繋がりを作る

1.不動産投資の知識をつける

まずは、自分自身で不動産投資にまつわる書籍を読んだり、セミナーに参加したりして基本的な不動産投資の知識を身につけましょう。
知識を身につけることで、マンション投資のトラブルから身を守れるだけでなく、投資の成功率アップにもつながります。

知識をつけるための勉強方法は以下の記事でも詳しく紹介しています。併せて参考にしてみてください。
>『不動産投資を始める人が必ず勉強する10の基礎知識│効率良く勉強する5つの方法とは?_前編』
>『不動産投資を始める人が必ず勉強する10の基礎知識│効率良く勉強する5つの方法とは?_後編』

2.信頼できる不動産投資会社を見つける

トラブルを未然に防ぐには信頼できる不動産会社を見つけて依頼することが確実です。

信頼できる不動産会社を見分ける基準は、以下を参考にしましょう。

・業歴(創業から10年以上経っているか?)
業績が伸びているか
口コミ、お客様の声の掲載があるか
グレードの高い建物に事務所を構えているか

3.不動産投資成功者との繋がりを作る

勉強会やネット上などで、先輩大家さんや大家仲間と交流し、ネットワークを築いておくことは非常に重要です。

詐欺や悪質な業者についての情報交換ができ、不安に思うことがあってもすぐに相談することができるでしょう。先輩投資家のリアルな「失敗談」は、トラブルを未然に防ぐための参考となるはずです。

まとめ:少しでもおかしいと思ったら弁護士に相談を

マンション投資は有効な資産形成の方法のひとつですが、知識のないまま油断していると取り返しのつかないトラブルに巻き込まれるリスクに遭遇する場合があります。

本記事で紹介したトラブルは必ず覚えておき、失敗の当事者にならないようにしてください。また、マンション投資にはその他にもリスクがあります。

マンション投資のトラブルやリスクについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
>『マンション投資をはじめる前に|知っておくべき7つのリスクと対策』

なお、LIV PLUSではマンション投資に関するコラムを随時アップしています。マンション投資を検討する際にご参考いただけますと幸いです。

あなたにオススメの記事