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【天災が起きたら?】その不安、解消します!

2021/02/12
【不動産の基本講座】教えて!中山ティーチャー

こんにちは!中山ティーチャーです。
本日のテーマは、「不動産投資にまつわる天災」について。

所有する物件が地震の被害にあってしまったら?

まず、結論から申し上げると、投資用ワンルームマンションが地震の被害にあった場合、地震保険に加入していればある程度損益をカバーすることは可能です。
しかしそれは天災のリスクを考えて事前準備をしっかりと行っていたからこその結果です。天災以外にもあらゆるリスクを考えて先手を打っておくことが大切です。
今回は、不動産投資初心者の方からよくある質問「地震が起きたら不動産は終わりなのか?」「それに備えるにはどうすればいい?」こちらについて解説します。

このコラムを読めば、ワンルームマンションが天災に強い理由がよく分かります。天災対策を想定して不動産投資を検討したい方は、ぜひご覧ください。

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比較的安心な物件=ワンルームマンション?
今の日本で最も多い天災は地震です。いつ、どんな場所でも発生する可能性が高いため、不動産投資におけるリスクになると考えられますが、ワンルームマンションは不動産投資の中でも比較的安心な部類に入ると中山ティーチャーは言います。
不動産投資の対象になるものには、戸建やマンション・アパート・コインランドリー・駐車場など様々なものがあります。不動産投資は物理的な実物への投資であるため、天災の被害も受けやすいと言われていますが、ワンルームマンションが不動産投資の中で1番安心と言われている理由は何でしょうか?
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マンションの被害状況は実は少ない!?
その理由は、今までの天災の被害について知ることで解明できます。
まず、不動産の倒壊は4つの区分に分けられています。「大破」は建て替えが必要な程の致命的被害、「中破」は大規模な補強・補修が必要な程の被害、「小破」はタイルの剥がれがひび割れ程度の被害、「軽微」は多少のガラス割れなどの極めて少ない被害のことを指します。
では、東日本大震災時のマンション被害はどのくらいあったのでしょうか。社団法人高層住宅管理業協会の調査によると、被災エリアで8万棟あった物件の内、津波で流されたマンションは0棟でした。併せて倒壊・大破も0棟、その下の中破は8万棟あるうちの61棟であったというデータがあります。中破に関しては%で表すと、0.07%の割合であったことが分かります。また、2016年の熊本地震の際は、1棟のみ倒壊がありました。
これらのデータから、マンションは地震に対して強いことが見えてきたのではないでしょうか?
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新築ワンルームマンションで被害が少ない理由
日本では度重なる地震の被害から、建物に対する地震対策の基準が見直されています。具体的には、1981年6月1日以降に建てられた物件に対してこの基準が適用されており、この新しい基準のことを「新耐震基準」といいます。
新築のワンルームマンションは当然ながら、すべてこの新耐震基準に則って建築されているため、地震に対して比較的安全であるといえるのです。なお前述した熊本地震における1棟の倒壊物件は、「旧耐震基準」で建てられた物件であったことがわかっています。
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それでもマンションが倒れてしまったら?
どんなに安全性が高いといっても、万が一は起こり得ます。そんなときに利用したいのが地震保険であると中山ティーチャーは言います。
地震保険の保証の限度は建物部分で5,000万円、家財部分で1,000万円、これを合わせた計6,000万円です。地震による被害が不安であるという方は、この地震保険に加入することがお勧めです。

新築のワンルームマンションが地震に強い理由がおわかりいただけたでしょうか?

これを読んでワンルームマンション投資を検討しはじめた方は、以下の記事も参考にしていただけます。ぜひご覧ください。
>『ワンルームマンション投資は新築・中古どちらを選ぶべき?比較して解説』

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