総合地所、サンケイビル、丸紅都市開発の3社は、神戸市東灘区において総戸数161戸の大規模な一棟リノベーション分譲マンションプロジェクトを本格的に始動させました。
近年は建築資材や工事費などの建築コストが高騰しており、新築住宅の価格にも影響を与えています。こうした環境下で、既存建物を解体せずに活用する取り組みとして注目されています。
本件では1997年竣工の既存建物の躯体を活かしつつ全戸を刷新し、高い省エネ性能を満たす住宅として再生・供給される計画です。
この記事のポイント
- 総合地所、サンケイビル、丸紅都市開発が神戸市東灘区で161戸の一棟リノベ分譲を開始
- 1997年竣工のRC造マンションの躯体を活かし、全戸をフルリノベーションして供給
- ZEH-M Oriented認定を取得し、現代水準の省エネ性能と居住性の両立を図る
- 建築コスト高騰や環境配慮が求められる中、既存ストック再生のモデルとして注目される
ニュースの概要と背景
このプロジェクトでは、1997年に建てられた鉄筋コンクリート造(RC造)の既存マンション一棟、全161戸を対象に大規模な改修を実施します。建物の骨組みを再利用しながら、住戸内や共用部を全面的に作り直す手法がとられています。
事業を手掛けるのは総合地所、サンケイビル、丸紅都市開発の3社です。新築マンション価格や建築費の上昇が続く中、環境負荷を抑えながら良質な住まいを供給する持続可能な手法として、既存建物を活かした再生プロジェクトが立ち上げられました。
また、現代の生活に求められる性能基準を満たすため、省エネ性能の向上にも注力されています。建物の断熱性などを高め、一次エネルギー消費量を抑えた住環境への刷新が進められています。
不動産市場・投資家への影響
本物件では、外皮の断熱性能や省エネ設備を整えることで、ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)の認証を取得する計画です。これにより、新築同等の環境性能と日々の居住性を両立させた分譲供給を目指しています。
既存ストックを活用する一棟リノベーションは、解体や新築に比べて環境負荷を低減できる利点があります。建築コストの上昇傾向が続くなかで、資源を有効活用した住宅供給の新たなモデルケースとして機能する可能性があります。
都市部での住宅取得や資産形成を検討する層にとっても、性能が確保された再生マンションの供給動向は関心を集めそうです。今後の市場における受け止め方や流通の推移について、引き続き注視が必要です。




