国内の建設現場において人手不足や就労者の高齢化が進むなか、国土交通省は中堅・中小建設企業を支援するため、ベトナムでの合同就職説明会の開催を発表しました。
ホーチミンやハノイといった主要都市圏の工科系学生などに対し、日本の建設企業が技術者採用に向けて直接アプローチを行える場を設ける方針です。
この記事のポイント
- 国土交通省が中堅・中小建設企業向けにベトナムで合同就職説明会を開催
- ホーチミンやハノイの工科大学等において外国人技術者の直接採用を支援する
- 建設現場の人手不足や高齢化に対応し、担い手確保と企業の海外展開を後押し
- 施工管理技術者の確保は、不動産開発の安定した供給体制やコスト維持に関わる
ニュースの概要と背景
日本の建設業界では、担い手となる技術者の確保や事業の海外展開が大きな課題となっています。特に中堅・中小の建設会社においては、独自に海外で優秀な人材を採用する体制を整えることが容易ではありませんでした。
こうした状況を受け、国土交通省は海外の優秀な技術系人材と日本企業をつなぐ機会として、ベトナムの主要工科大学等を対象にした合同就職説明会(ジョブフェア)を企画しました。
現地において施工管理などの専門知識を学ぶ学生へ直接アプローチできる環境を公的に支援することで、中堅・中小企業の技術者確保と海外展開の後押しを目指しています。
不動産市場・投資家への影響
建設現場における施工管理技術者の不足は、不動産開発の工期遅延や建築コストの押し上げに直結する懸念材料となっており、不動産業界全体のサプライチェーンにも影響を与えています。
今回の取り組みによって中堅・中小建設企業の海外人材確保が進めば、将来的な施工能力の維持やプロジェクトの円滑な供給体制につながる可能性があります。
不動産開発や投資の環境を支える供給側の基盤維持という観点からも、官民による人材確保の施策が現場の供給力にどう反映されるか、今後の動向を注視することが大切です。
出典:建設企業による外国人技術者の採用に向け、ベトナムで合同就職説明会を開催します! ~ホーチミン、ハノイ2都市圏の学生に直接アプローチが可能です~ | 国土交通省





