まだまだ人気は上昇する!?住みたい街ランキング1位「横浜」
不動産・住宅サイトSUUMOでは、毎年関東圏に居住している20~49歳の7,000人を対象に調査を行い「住みたい街ランキング」を発表しています。
2020年に発表されたランキングの第1位は横浜。
実は横浜は、3年連続トップという不動の人気を誇ります。
今回は、その横浜の歴史や今後について探っていきましょう!
バブル期超えの再開発!アフターコロナの横浜が楽しみ
今、横浜市は、バブルの時代を超える勢いで横浜駅周辺エリア・みなとみらいエリア周辺を中心に再開発が進んでいます。
横浜都市部の一体化を目指し、1980年代から進められている「みなとみらい21事業」計画、20年後の横浜を見据えて2009年12月に横浜市から発表された横浜駅大改造計画「エキサイトよこはま22」など、長期に渡り横浜は進化してきました。
将来的には、首都圏を代表する新都市エリアになると期待されており、2020年にはJR横浜タワーをはじめとする新しい高層オフィスビルや、ホテル・スポーツ施設などの商業施設が開業予定になっています。
新型コロナウイルスの影響で開業が遅れている施設もありますが、終息後には新たな賑わいが見られそうです。
10年で就業者数3万人増!脱ベッドタウンが進む横浜の歩み
みなとみらいには、ランドマークタワーをはじめ、赤レンガ倉庫やパシフィコ横浜といった個性ある建物が立ち並び、毎年多くの観光客を集めていますが、元々は国内有数の造船所でした。
みなとみらいの象徴ともいえる重要文化財帆船「日本丸」やチャールズ・チャップリンが乗船したことで有名な「氷川丸」など、この地が造船所であった名残が多く見られます。
造船所として発展を進めてきたみなとみらいエリアでしたが、1965年に横浜市から発表された「六大事業」によって大きく変化していきます。
当時の横浜は急速な人口増加の途上にありましたが、市民の多くは東京に就業し、横浜は東京のベッドタウンとしての立ち位置が強かったのです。
そこで、東京に就業人口を取られることなく、横浜市で仕事をする人を増やしていきたいという行政の考えもあり、「みなとみらい21事業」計画開始以降は造船所の景観とは一変。
近年は、オフィス・商業・ホテルといった都市的機能を中心に開発が進み、この「みなとみらい21事業」の効果によって約1,820社が進出し、ここ10年の間で就業者数も約3万人の増加となりました。
(参照:みなとみらいエリアマネジメント「みなとみらい21事業の効果」)
住みたい街1位の横浜は観光とビジネスでも超優秀
世界30か国以上の主要都市や、リゾート地に195以上のラグジュアリーホテルを展開している「ハイアットリージェンシー」のホテルが横浜・山下町エリアに完成しました。
横浜の観光地として代表的な中華街や山下公園、みなとみらいなどが全て徒歩圏内で、客室はスイートルーム18室を含む全315室、施設の中には2つのレストランに結婚式場や宴会場も備えています。開業は5月23日、横浜・山下町エリアに日本のみならず世界中から観光客の増加が期待されます。
また、来月6月27日には「JR東日本ホテルメッツ横浜」が開業予定となっています。
JR横浜タワーの開業は未定ですが、これから更に横浜駅周辺の観光客が増えていく事は勿論のこと、企業の進出も一層期待されており、住みたい街ランキング1位の横浜の需要は、更に高まっていくことでしょう。
横浜で不動産投資ならマンション経営がいい理由
今回は首都圏の人気エリア、横浜についてご紹介しました。
横浜は港町であった歴史から首都圏を代表する新都市へと変化をしてきた街であり、今後、再開発が更に進んでいくことで、横浜の目指す国際都市が完成するときには、私たちの想像を超える横浜があるかもしれません。
また、マンション経営をしていく上では、周辺地域の都市的機能の高さや賃貸需要が重要になってきます。現時点でも住みたい街ランキング1位となっている横浜ですが、これからマンション経営を始める方にとっても長期的に期待できるエリアではないでしょうか。