追加利上げで現役世代は負担増か　住宅ローン変動金利に影響、平均年1・5万円増の試算も

要点

• 日銀は24日の金融政策決定会合で、政策金利を現行の0・25％程度から0・5％程度へ引き上げることを決めた
• 金利上昇の恩恵を受ける金融資産は高齢者に集中しており、住宅ローンなどの負債残高が資産残高を上回る現役世帯は、家計の負担が増す
• 住宅ローンの契約から日が浅い人が多い若年層ほどマイナス効果は大きく、20代は年約4・3万円、30代は約3・8万円、40代で約2・4万円の増となるという