中国高速鉄道、見えぬ収益改善　延伸でも旅客需要鈍く

中国の高速鉄道は、雇用を創出することにつながり、関連産業で景気を下支えできる要です。さらに、地方との行き来もしやすくなりますし、延伸が不動産価格に影響することも考えられます。ただ、今のところ、赤字路線が多くコロナで旅客需要がふるっていない状況で、赤字などの課題も山積みです。ゼロコロナ政策で、こんなところにまで影響があったのだなと改めて考えさせられました。

1国の高速鉄道としては世界最長になるなど、日本の新幹線の約13倍にもなる範囲を走っているそうです。もちろん、需要があれば延伸するのは間違いではありません。需要があればどんどん広げていけばいいと思うのですが…。今の現状で採算がとれるかわからないのに広げていることに疑問しか感じません。貨物の需要が高く伸びているのであればシフトしていくことも必要なことだと思います。