空き家「予備軍」再生・販売へ　浜松で不動産など連携

空き家の問題は、各自治体がどれだけ積極的に動けるかによって変わってきそうです。1.0ポイントとはいえ増加傾向のある浜松市にとっても、空き家をそのまま放置しているのは大きなリスクになりかねません。空き家を再活用する方法があることを知らない、取り壊しの費用が大きくそのまま放置になっているケースも。潜在需要にいかに知ってもらい、検討してもらえるかによっても変わってくるのではないかなと感じます。

空き家の「予備軍」を対象にするというのも、いい目の付け所だと思います。高齢者が亡くなり相続する親族にとっても、土地や建物を売却し手放すことに対して、抵抗を持っている人も少なくありません。更地にしたとしても固定資産税も高くなるため、そのまま放置する形になってしまっています。異業種が協力することで、空き家を手放す負担も減らせます。