繁華街に公安の眼　中国経済、ゼロコロナ重荷に

中国では、今もゼロコロナ政策にこだわっているのですね…。ただでさえ、不動産バブルで破城しかけている状況なのに、ロックダウンで経済を止めればどうなるのかは明白です。そんなことをしてもコロナが絶対に増えない保障なんてないのになと思います。不動産開発投資の悪化が8.0%と目立っていることを、もっと重くとらえるべきです。日本でもコロナは増えてきていますが、ロックダウンではどうにもならないこと、経済が厳しくなるだけです。

習政権の規制強化の影響で、不動産業界の低迷が長引く結果になっています。そもそもゼロコロナ政策についても、感染対策と経済の両立において重要で前向きな成果を収めたといっているぐらいですし、経済が良くなる未来が見えません。外資系企業が警戒感を強めているのも自然なことだと思います。公安が今でもゼロコロナを取り締まっている中国が、また増えてきたときにどうするのか？もう一度上海がロックダウンすれば、中国から撤退する企業も増え、より厳しい状況になりそうです。