北京で預金引き出し騒ぎ　市民、「金融危機」に敏感

中国では不動産の一件もあり、政府に対して不信感を覚えている人も多いのではないでしょうか。今回は、公的医療保険の、個人負担分を管理する口座で自由に引き出すのを制限する話のようです。市民にはそこまで影響ないとしても、こうしたニュースに対して敏感に反応してしまうのが市民というもの。不動産などがきっかけになっているのは間違いなさそうです。

もし、口座の引き出しができなくなったら…と考えたら、念には念を入れて引き出しを考えるのは自然なことだと思います。国家を信用してもいいのか、市民にとっても疑心暗鬼になっているのだと思います。今回は、一時的なものでお金を引き出すのも問題なかったものの、もし本当にそうなったら…と考えると安心できません。現金で持っているよりも投資などに変えてしまったほうが、安心なのではないでしょうか。