中国恒大、巨大スタジアム建設から撤退　権利を返上

中国恒大も、正直再起不能状態なのだと思います。巨大サッカースタジアムの建設プロジェクトについても撤退すると発表したように、工事費などの捻出も難しい。中国政府が、不動産業界に対しての締付けを強化していることで、資金繰りが難しく、今一番の課題が債務整理ということでしょうか。経営の立て直しは、あまり現実的ではないなと思います。

あれだけ不動産に依存傾向のあった中国で、締め付けを強化したことが大きく影響しているようです。幹部の辞任なども続いていますし、ずさんな管理体制も浮き彫りになっています。経営の立て直しといいますが、事実上は破綻している状態なのではないでしょうか。10万人規模にもなるサッカースタジアム建設を手放すほど、厳しい状況なのが伝わってきますね。