中国不動産大手｢社債｣の償還先延ばし相次ぐ | 「財新」中国Biz＆Tech

中国不動産にとっても厳しい時代になりましたね。今は経済の状況はもちろん、不動産市状も低迷しているため、物件も売れません。そこに社債の償還期限が迫っているとなれば、本当の綱渡り状態です。一時的に先延ばしをしたとしても、どのくらいで状況が良くなるのかも見通しが立たないからこそ、民間企業等は厳しいと思います。民間の償還が全体の7割にも上りますし、この6月・7月を越えられるかどうかにかかっているのかもしれません。

こういうとき、政府の後ろ盾のある大手の不動産会社は強いなと感じます。中国のように不動産が収支に大きな影響を与える場合、多少の手助けをしないわけにもいかなくなります。民間の不動産会社も、厳しい期間を乗り越えてはきましたが、償還期限をどこまで伸ばせるのかによっても変わってきそうです。到来の1年では目処が立ちませんし、前半など目先の返済比率を少なくして、負担を減らせるかどうかによっても、変わってくるのではないでしょうか。