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免震ゴム偽装タワマン、解体決定の怪 なぜ交換しない

2021/09/10

出典:免震ゴム偽装タワマン、解体決定の怪 なぜ交換しない | 日本経済新聞

要点

  • 築15年の福岡県中央区にある超高層タワマンが解体される。2015年に発覚した東洋ゴム工業がデータを偽装し、免震ゴムを使用していた物件になり、急な決定に住民が戸惑っている。
  • このマンションは不動産信託受益権を取得して運用した、REIT物件になり賃貸。乏しい収益力のまま運用するよりも、建て替えなどを念頭に入れた解体を選んだよう
  • 交換が技術的に不可能だったわけではなく、交換できる可能性があった。正当事由を求めて裁判になる可能性もある

インターネットユーザーの声

「偽装の免震ゴムの交換は技術的には可能だった。 当マンションは「大和ハウスリート投資法人」が13年に29億1000万円で不動産信託受益権を取得して運用してきたREIT物件で、分譲ではなく全戸が賃貸だった。 そして稼働率が悪く「すでに売却」。 解体は購入先の判断。」といった反応、感想が上がっている。

コメント

匿名ユーザー
REIT物件だったのであればなおさら、収益的にも見込めない物件を手放すのにちょうどいい理由になったのではないでしょうか。投資用物件なのに、東洋ゴムで耐震性に問題なんてでれば、わざわざタワマンに住みたいと思う人もいません。それなりの富裕層が住むことを考えると交換しても、地域のイメージも悪く、建物としての価値も下がると考えたのではないでしょうか。
匿名ユーザー
住民にとってもいきなりの決定となれば、納得できないのは確か。多少のお金を受け取れるとしても、そういう問題ではありません。住民に対してせめて正当事由をきちんと話、共有するべきだと思います。引っ越しするのも簡単な話ではありません。どうして交換を選ばなかったのか、納得する理由を提示してほしいものですね。
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出典:免震ゴム偽装タワマン、解体決定の怪 なぜ交換しない | 日本経済新聞

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