REITが逆行高、1カ月半ぶり高値

米国の金利が上昇し記録的な数字となった10月下旬。一時的とはいえ、不動産の需要も低下したためどこまで影響するのか不安な一面もありました。でも徐々に低下し、高利回りのREITへの注目が集まっていると考えると、いい動きなのではないかなと感じます。積水ハウス・リート投資法人の予想利回りも4.3%など、高利回りの銘柄が多く、今REITに注目しない理由はありませんね。

REITの需要が高まっているのは、一時的な資金移動に過ぎないという声もあります。景気の悪化がどこまで進むのかによっても変わると思いますが、すでにその動きは出ているようです。オフィス需要についても少しずつ弱まっているので、高値を期待するのは正直難しいかもしれません。ただ、不動産はインフレに強く価値が下がりにくい点は注目するべきところだと感じます。