中国のゼロコロナ抗議、上海や北京でも　経済低迷に不満

不動産に依存してきた中国にとっても、これだけ景気が停滞してしまえば、抗議活動が起こるのもおかしな話ではありません。どんなに規制しようと、中国政府がしてきたつけは大きい。不動産もとにかく建てて資金を得ることばかりになってしまい、建設途中で引き渡されてしまっているマンションなど、あまりに状況がひどすぎるなと感じます。感染者も急増していますし、中国にとっても厳しい状況が続くと思います。GDPでみても成長率があまりにも低すぎて、疲弊からの不満は誰もが感じているところではないでしょうか。

「検査はいらない、自由がほしい」本当にこの言葉に尽きると思います。不動産の状況も改善していませんし、庶民にとっても生活が厳しい状況が続いています。そこで感染者がまた増えてきたといわれても、国民にとって納得できることではありません。北京市や上海市などで抗議活動が続いているのを見れば、国民の不安が一気に広がっているのもわかると思います。中国の経済状況がよくなるとも思えません。政府が何かしらの対策を打たないと、抗議活動が全国に広がるのも時間の問題なのではないかなと感じます。