中国の新築住宅価格が先月で10カ月連続下落 | ブルームバーグ

中国の不動産がいかに厳しいのかを、改めて実感します。6月で10ヶ月連続下落しているなど、政府がどんなにサポートしていても、結果に繋がっていないのが現状です。未完成物件を購入している人にとっても、快適な住心地とは言えないのに、ローンの支払だけし続けるのも無理があります。不動産に頼り切っている中国の経済事情から見ても、早急に下落傾向を変えていかないと金融システムに影響するのも時間の問題だと思います。

6月に上海でもロックダウンが解除され、街の雰囲気などはどうなのでしょうか。断片的にしか情報が入っていないこともあり、中国で庶民の生活にどの程度影響が出ているのか見えない部分もあります。とはいえ、新築住宅の価格が下落しているということは、需要も落ちているということ。不動産よりもまずは日常の生活もありますし、上向きに変わっていくのはまだまだ時間がかかりそうです。