中国、住宅ローン金利の下限下げ　マンション市場低迷で（写真=ロイター）

中国では金利の引き上げやさまざまな政策によって、不動産市場に大きな影響が出ています。そのため、0.2％といえども5年ものの引き下げを行うことで、もう一度勢いを取り戻したいのが本音だと思います。中国は不動産に依存している部分もありますし、地方にとっては維持するうえでも不動産の状況を早々に取り戻す必要があります。この0.2％の施策で、マンションの市場低迷が解消されていく兆しになればいいですね。

マンションの金利が、いかに不動産に影響するのかを実感します。特に1軒目の引き下げになれば、住居目的の人が増えると思えます。2軒目になると投資目的の人もいますし、下限の引き下げの影響は思っているよりも大きいのではないでしょうか。これでマンションの購入に繋がる人が増えれば、中国銀行にとっても、市場低迷を解消させる期待ができると思います。