野村不動産HD、一時3%安　金利上昇で住宅販売に懸念

野村不動産ホールディングスは、住宅部門の割合が多い事を考えると、金利の影響を受けやすい銘柄といえるのだと思います。大手の三菱地所や三井不動産は、商業施設やオフィスへの事業を広げていますし、金利の影響もそこまで心配ありません。ただ、あくまでも一時的な数字の気もしますし、下げ幅ももとに戻るのではないかなと感じます。

同じ不動産でも、事業をどう展開しているのかによってこれだけの差が出てくるものなのですね。実際業績は堅調なのを考えると、そこまで心配はないと思います。首都圏を中心にマンション価格が高騰していること、利益率も向上していくことが想定できるので、配当も潤う結果になるのでは。こうした銘柄を分析する面白さも株ならではだなと感じます。